札幌の篠路光真幼稚園で取り組んだ「図工美術教育の日(報告20) 札幌 園内に絵を展示(1/2)」の続きです。

北村園長先生からの報告です。

園舎2階廊下に全園児の絵を展示して、各クラスにも展示をしています。
見にいらしたご家族から、感想カードを頂いています。

↑「絵の具で出来た島が噴火しました…」という創作をもとに描いた絵です。(山崎補足)

(感想カードより)
「表現の仕方がおもしろくて、楽しい絵ばかりです。見ていると元気をもらえます。すばらしい絵です。」
「年長さんのお花の絵、とってもステキです。びっくりするぐらい、色づかいが上手で、ほしくなってしまいました。」
「すごく明るい教室で、ワクワクしますね。ピカソみたいだ~!と思いました。細かなところまで、見てるんですね。裏に日付が自分たちで書かれているんですね。かわいいです。」
「一人ひとり、同じ題名でも個性があり、力強く描いていて楽しかったです。また機会があれば、展示してください。」

「もっといろいろな絵が見たいです。」
「どのように指導をしているのか知りたいです。」


「子どもたちの絵は、夢があり、元気が出ます。」
「同じ題材、同じ道具を使っていても、一人ひとり、その子なりの工夫があって素敵だなあと思いました。子どもの力ってすごいですね。
その子どもたちに、たっぷりの愛情で接してくださり、指導してくださってありがとうございます。園での活動を見ていると、胸がいっぱいになります。」

お母さま方が、「こうしん美術館」と名付けてくださいました。
来年度は、ちゃんとネーミングして開催します。
また、ちがう形も模索していますので、アイディアがありましたら教えてください!

今回は、この「図工・美術教育の日」に参加することで、幼稚園に関わるみんなが幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。

(山崎感想)
光真幼稚園の絵に関する研修会のときに、講師として参加させていただきました。ここに紹介しているものは、おなじことを他のクラスでもやっているのですが、作品の傾向が違ってきます。その違いがどこから生まれるのかを考える事はとても勉強になります。真剣な先生方のふりかえり、そして発見する子どもの学び。まさに共同研究です。
実は、保護者の方にも知らせたいのですが、先生方に絵のことを聞くと、そのとき、描いている様子や子どものつぶやきなど、しっかり覚えています。つまり、子どもを大事にしているということです。
「図工・美術教育の日」に取り組んだことで、いただいている感想も素敵です。保護者が子どもの絵を見て「発見」しています。

さて、今後は展示の仕方をかっこよくですね。これは、これからがまた、おもしろくなりそうです。