「今からでも取組める図工・美術の日」として鈴木斉さんからメールをいただきました。うれしいです。昨年に続き、具体案をまとめていただいています。以下鈴木さんからの提案です。参考になります!こうしてみんなでつくっていく感覚でいきたいです。

1.学校編

A. 「図工・美術の日」のポスター(頭足人と文字のやつ)を拡大コピーして、美術室の扉、黒板、掲示板に目立つように貼り出す。それだけ。

B. Aプラス、この週間にある美術の授業の冒頭で、次のことを生徒に訴えたり、話題にする。
・『図工・美術の日』の取り組みが全国展開していること。
・図工・美術の授業が減ることや、図工・美術の大切さや、この取り組みの主旨を伝える。
・今日お家に帰ったら、こんなことを聞いたということを話題にしてもらう。


C.「図工・美術の日」のポスター(頭足人のやつ)を拡大コピーして、生徒玄関・職員玄関の扉に貼り出す。
・職員朝会で、こんな週間です、と主張する。そのためには、どこかにささやかな展示が欲しい。
・「あのポスター何ですか?』と質問してきた職員や生徒や保護者に、待ってましたとばかりに、このとりくみのことや、主旨を伝える。

D. Cプラス、玄関の下足箱の上などに、ささやかに生徒の作品を展示する。

E. 学年便り、学級便り等に「図工・美術の日」のポスターを載せて、現状を訴え、趣旨を説明する。家庭での家族の話題にしてもらう。

F. 「図工・美術の日」のポスターを学校の至る所に貼り出す。Cと同じ。
「ささやか展覧会」と称して、生徒の作品を玄関ホールや下駄箱の上、美術室の入り口や、職員室内のコーナーや、階段踊り場、トイレの棚、廊下の掲示板、会議室の中のどこか、応接室の中のコーナーなど、生徒・職員・保護者・来校者の目につくところに、ささやかに展示して、そのそばに、ポスターを貼っておく。
できれば、主旨の文章も。

G. ポスターを白黒拡大コピーして、美術部の生徒にお好み色で塗り絵にして、ドバッと貼り出す。

2.行事編

◎この時期、各地で学校展覧会や、地域ごとの生徒作品展、面談や授業公開が企画されていることでしょう。
11/1~7の期間にこだわらず、次の様な取り組みを!

A. 学校展覧会の会場や保護者の出入口・受付に「図工・美術の日」のポスターを貼り出す。(できれば主旨の文章も)

B. 展覧会のプログラムや案内図の中に、ポスターのバナーを入れる。

C. 学校公開日、授業参観、道徳公開日等の、地域の方や保護者の方が来校する日にあわせて、
上記の様な取り組みをして、話題にしてもらう。

D. 三年生は進路面談の時期。保護者の待っている廊下や待合所に、生徒作品と「図工・美術の日」のポスターを貼り出す。
「ささやか展示コーナー」を設ける。

3.地域編

A. 地域の生徒作品展覧会の会場、受付に「図工・美術の日」のポスターを貼り出す。
上記2Bと同じ

B. 取材された時に、報道機関に、「図工・美術の日」のことをさりげなく添えて、美術教育の危機のことを主張する。

C.地域の図工部会・美術部会・小中交流会で他の図工・美術の先生に広める。

おまけ

◎ 山崎先生のブログに紹介されている、昨年の取り組みの中から、自分なりにできそうなことを選んで、できそうなレベルで、一歩動いてみる
◎ 今年は「図工・美術の日」のポスターがあるので、是非展示して、共通意識を持ちましょう。
◎ ポスターののぼりや垂れ幕を作って、それぞれの取り組み会場を盛り上げる。

気がつくままに、書き出してみました。
要は、図工・美術の魅力を周りの人たちに理解してもらうこと。
そして、危機意識を持つこと、持ってもらうこと。

次のことも重要です。
これからの時期、来年度の人事構想が動くとき。
図工・美術の教員の席を確保できるよう、
職場の仲間たちに理解してもらうことも、とても重要な気がします。

現場から離れた者が、こんな提案するのはおこがましいのですが、
自分だったら、これからできそうなこととして、
書き出してみました。

さりげなく、一歩動き出してみましょう!!