青森県 中学校教員 髙橋憲司先生からの取り組み。
以下、髙橋先生よりこの取り組みの紹介をして頂きます。
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今年はシンプルに校内の作品展示にしようと思います。
…しかし、場所が極端に少ないことが改めてわかり、結局いつも使っている美術室前のわずかなスペースを使用。
ただ展示するだけではいつもと同じなので、展示の趣旨をポスターで伝えるべく作成し、校内に数か所貼りまくる
各作品には名札の下に美術教師として鑑賞して「いいな」と思ったことを書いて貼る。
それだけでもつまらないので、こんな付箋紙を手作りして…
こんな掲示物と一緒にテーブルに置いておく。ペンも添えて。
…で、例として、こんな風に各一枚貼っておく。
ちょっと壁に目をやるといい素材発見。
イメージが湧いたので、こんな表示も作って貼って。
「日替わり」なので毎日大変ではあります。
でも見る側は飽きないし、「自分の作品も掲示されるかな」なんて楽しみに思ってくれる子もいるだろう。…そもそも展示スペースがなさすぎることから生まれたアイディアだが、ただドカンと一斉に展示するよりも面白い企画にはできたと思う。
ポスターだけでは心配なので、「美術だより」で宣伝し、どんどん見に来て「いいね!」して行って!と呼びかけました。
結果、けっこう生徒のみんなは見に来て「いいね!」してくれました。先生と思われる字も見られますが、それはそれでいいと思うのです。
さて、「日替わり美術館」ですから2日目の展示に替えなければなりません。
2日目の展示にもお昼の時点で「いいね!」がすでに貼られていました。
さて、せっかくたくさん書いて貼ってもらった「いいね!」付箋紙。
私が書いて作品横に貼っていたコメント付きの名札付箋紙と一緒に作品裏に貼っておくことにしました。
※この実践はブログ: 「美術の先生は考える」でも紹介されています。
こちらも合わせてぜひご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/knjuke1974